特定非営利活動法人青木繁「海の幸」会
青木繁「海の幸」が描かれた小谷家、南房総・布良を訪ねる旅
11月11日に実施された、[青木繁「海の幸」が描かれた小谷家、南房総・布良を訪ねる旅]は、天候にも恵まれ、温暖な初冬の南房総と、「海の幸」を描いた当時の青木繁の息づかいを堪能することが出来ました。
19名の青木繁ファンを乗せたバスは、8時半に東京駅を出発し、途中乗り込んだ地元保存会の方(天野さん)の説明を聞きながら、11時半には第一の訪問先である小谷家(おだにけ)に到着しました。
お昼は、地元の漁協からの提供による新鮮な魚を使っての料理をいただきました。
なめろう、イワシのつみれ入りみそ汁、さわらの焼き物など簡素ではあるが昔の漁師の日常食を味わいました。
青木繁たちもきっとこういう食事をして過ごしたことでしょう。
さらに、食後は地元保存会の方(鈴木さん)の余興で安房節や地元の祝い唄などをご披露して頂き、都会では味わえない人情味に溢れる心遣いを感じることが出来ました。
午後は古代から伝わる安房神社に参詣し、この地方の歴史の古さを知り、青木繁が造詣深かったという古代神話に思いを馳せました。
(KT)