特定非営利活動法人青木繁「海の幸」会

  第2期第1回理事会議事録

1、 日 時   平成23年1月27日
         開会 16時30分   閉会 18時00分

2、 場 所   杉並区和田1−49−8  学校法人女子美術大学 杉並キャンパス

3、 出席者   理事14名(内、表決委任者6名)
    大村智、入江観(表決委任)、久野和洋、中山忠彦、吹田文明、馬越陽子、村田慶之輔(表決委任)、吉岡友次郎、
    吉武研司、鷲尾俊彦、大津英敏(表決委任)、絹谷幸二(表決委任)、塗師祥一郎(表決委任)、林紀一郎(表決委任)、
    特別参加:佐々木豊、遠藤九郎(事務局)、記録:小嶺敏郎(事務局)

4、 開 会
  定刻になり司会の吉岡理事から開会の宣言があった。
  議長は定款により大村智理事長が務めることになった。

5、定員数確認
  議長より、本日の出席者は、理事19名の内14名(内6名表決委任者)であり、この理事会が有効に成立することの確認があった。

6、議事録署名人選出
  議長は、議事に先立ち、議事署名人の2人に事務局提案の久野和洋、鷲尾俊彦を諮ったところ全員一致で承認された。

7、理事長あいさつ
  今回は総会を控えての理事会であり、それに向けての話し合いとなる。また、本会もいよいよ2年目を迎える。初年度は準備期間であったが今年度は本格的に活動する年となる。青木繁の没後100年を迎えいろいろな記念事業も開催されるが、それとの連携を持ちながらこの会を活発にしていきたいと思う。

8、現況報告
  議事に先立ち吉岡理事より次の2項について報告があった。
  1、2月22日(火)に総会を開催すること
  2、会の現況報告(平成23年1月21日現在)
    会員総数256人(賛同者6人、正会員150人、賛助会員(個人)95人、賛助会員(法人)7団体、寄付8人
    総収入:   3,725,828円
    総支出:   1,914,518円
    特別積立金: 1,000,000円(文化財保存のための積立金)
    現金残高:   361,310円

9、議事
1)平成22年度事業報告・決算報告
  吉岡理事より、22年度の事業について、会員の勧誘活動により約300万の寄金が集まった。目標金額の1000万円には
  及ばなかったが250人もの方が熱い思いを持ってこの事業に賛同していただいたことは今後の活動の礎となる、との
  説明があった。
  そのあと、貸借対照表、収支計算書に基づき、決算内容の説明があった。
  議長が事業報告・決算について一括して承認を求めたところ特に異議なく承認された。
2)平成23年度事業計画・収支予算について
  吉岡理事より事業計画並びに収支予算の説明があり、特に以下の点について重点注力する提案がなされた。
  ・寄金目標総額は5000万円、個人会員はもとより企業・団体への寄金活動を促進し5年計画の前倒しをすること。
  ・小谷家の緊急補修費用として100万円を拠出したいこと。
  ・いろいろな美術団体と交流を持ちながら、その会の推薦者の奨めで所属する会員に対してダイレクトメール勧誘を順次
   推進すること。
  ・決算報告がなされ、会の考え方や活動の実情が多くの企業へ伝えられるアニュアルレポートの作成。
  ・パンフレットの改訂(振込用紙刷り込み・A4判2つ折り)議長は上記を含めて、本議案についての質疑を求めたところ、
  ・法人や団体へ大口寄付の依頼を進めること。
  ・地元保存会と本会の役割分担をはっきりさせ明文化すること。
  ・管理棟新築については、全体の景観に違和感がない建物を建てること。
  などの要望があり、事務局はこれを踏まえて活動することとなった。
  議長はこれを諮り承認された。
3)新理事・監事の推薦の件
  吉岡理事より、理事増員の提案がなされ、山本貞、佐々木豊、金澤毅の3氏の推薦があり、議長が諮ったところ異議なく了承
  された。山本貞、佐々木豊氏は事前に了承済みであるが、金澤毅氏にはこれから事務局長が交渉することになった。
  ・畑中優監事の後任には事務局長に一任することが了承された。
4)各委員会の担当理事選任の件および事務局増員の件
  事務局長より、各委員会に担当理事を決め組織を活性化したいとの提案があり、次の理事の推薦があった。
  事業委員会:佐々木氏、広報委員会:吉武理事、
  保存委員会:久野理事、財務委員会:吉岡理事
  さらに、正副委員長は担当理事が検討したらどうかとの意見が出された。議長が諮ったところ異議なく、この意見の通り承認
  された。
  また、事務局増員については、遠藤九郎氏が推薦され承認された。
5)その他
  ・助成金申請活動等については、石橋財団訪問の経過報告がなされた。
  ・本部機能移動の検討については、学校法人女子美術大学キャンパス内に移動することが提案され、地域交流の観点等から
   内部調整が図られることになった。
  ・チャリティー展覧会の件は、諸般の事情でいったん白紙に戻し、事業委員会が検討することとなった。

10、閉会
  18:00すべての議案が終了し閉会した。

  平成23年1月27日
    上記の議事録が正確であることを証します。

                議    長    大村 智    印

                議事録署名人    久野 和洋   印

                議事録署名人    鷲尾 俊彦   印



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