特定非営利活動法人青木繁「海の幸」会

  第2期通常総会議事録(概略)

1. 日 時   平成23年2月22日(火)  午後2:00〜午後4:30分

2. 場 所   東京都台東区上野公園5−45  東京文化会館 4階 大会議室

3. 出席者   会員 総数  140 名
        出席者  25名     委任状  63名     合計  88名

4. 開会宣言
  総合司会の吉武研司理事(司会者)により14時定刻に開会の宣言があった。

5. 開会の辞
  入江副理事長より次のような挨拶があった。経済社会が混迷し、不況がとり騒がれている中で本会の目的を達成のために
  会員皆様の積極的な協力を願いたい。また本年は青木繁・没後100年と言うことから、本会としても関係する石橋美術館、
  石橋財団などに積極的に協力の働きかけをしていきたい。本会の目的達成のため会員皆様の益々の協力をお願いしたい。

6. 議長選出
  司会者から本日の総会を進めるにあたり、議長を選出したい。ついては参加会員から推薦願いたい旨の発言があったが、
  特に意見がなく、事務局から馬越陽子理事を推薦したいとの発案があり、承認された。

7. 出席者報告
  司会者より本日の出欠者について次の通り報告があり、本会成立の確認があった。
        会 員   140 名
        出席者    25 名   委任状  63 名    合計 88 名

8.議事録署名人選出
  司会者から会場に議事録署名人の推薦を諮るが意見がなく、事務局より 川村良紀、佐々木豊 が推薦され、承認された。

9.理事長あいさつ
  大村理事長より会の皆様方により目的が達成できるようよろしくお願いしたい旨の挨拶があった。

10.来賓紹介
  館山市の小谷家当主・小谷 栄、長女・小谷由喜枝
  地元保存会、会長・嶋田博信、副会長・村田猛、副会長・天野 努、監事・浅井 信、事務局長・愛沢伸雄
  他に、青木繁の曾孫・石橋鉄也、岡崎の「わだつみのいろこの宮」下絵所有の美術愛好家(匿名)、東京新聞・蒲 敏哉 他

11.特別談話講演 「青木繁と私」 中山忠彦(日展理事長・当会理事)

12.議案審議

  1)第1号議案 平成22年度事業報告、決算報告
    事務担当理事より決算の審議に当たり、平成22年度事業報告書(別紙)により詳細な説明があった。さらに決算での
    分析については当日配布資料編(説明資料1)項目1−1によって報告された。また今後の展望でメセナに係る企業、
    167社に本格的にアプローチするに当たっての問題点などが示され、その後、資料1の5−1に記載されている
    会員拡充・推薦プランが示された。
    引き続き議長より会計監査の報告が求められ、井上哲邦監事より監査報告書に基き次のとおり報告があった。
    「法人の業務は法令及び定款に基づき適正に執行され、会計処理は一般に公正妥当として認められる会計原則に
    則って適正に処理されているものと認められた」との報告があり了承された。

     別 紙 ・当日資料 第2回 通常(会員)総会資料(以下説明資料1と言う資料) 
         ・平成22年度 事業報告    資料 2
         ・平成22年度 決算書     資料 3
         ・平成22年度 監査報告書   資料4

  2)第2号 議案 (平成23年度事業計画案、予算案)
    事務担当理事より本日配布した平成23年度の主な事業計画書(案)、及びその活動予算が提案された。これは本NPO
    法人の定款に定める諸手続きとして本事業計画は1月27日の理事会で認められ諮るもので、活動経費の収入は寄附
    金収入との関係から、見込み収入として目標を想定し企画してある。との説明があり別紙、平成23年度事業計画案、
    予算案が提案され承認された。

     別 紙 平成23年度  事業計画案  (資料5)
         平成23年度  予 算 案  (別紙予算書)

  3)第3号議案 役員の選任
    事務担当理事から本 NPO法人の理事の任期について説明があり、発足時の定款付則号で「任期を定款第16条第1項
    の規定にかかわらず、成立の日から平成23年3月31日までとする」と定めてあるが、発足して1年の事から、本格的活動も
    これからとのことから先月の理事会で現在の理事・監事、全役員を再任とすることで了承された。ついては本件について
    もお認め願いたい。また定款では25人まで許容されることから、新たに次の3名の方を理事として推薦したい。なお
    畑中優監事は本人の申し出により退任、その後任の人選には事務担当理事に一任願いたいとの発言があった。

    ・新理事推薦3 名 : 金澤 毅、佐々木 豊、山本 貞

    ・理事の再任19名 : 大村 智 、入江 観 、酒井 忠康 、村田 慶之輔 、
               林 紀一郎 、本江 邦夫 、ワシオ・トシヒコ 、大津 英敏 、
               奥谷 博 、 絹谷 幸二 、久野 和洋 、甲田 洋二 、
               齋藤 研 、 中山 忠彦 、塗師 祥一郎 、吹田 文明 、
               馬越 陽子 、吉岡 友次郎 、吉武 研司

    ・監事の再任 1名 : 井上 哲邦

      以上 理事会推薦の説明後、議長より確認があり審議の結果承認された。

  4)第4号議案 委員会担当理事の選任
    事務担当理事より各委員会に担当理事を置き、効率よく運営していきたい、ついて各組織に次の方々を推薦したいとの
    申し出があった。以下 推薦者。
     参考資料 組織図(資料A)
     ・事業委員会−佐々木豊理事推薦、馬越陽子理事
     ・広報委員会−吉武研司理事
     ・保存委員会−未定、事務局長に一任
     ・財務委員会−吉岡友次郎理事
     ・事務局新スタッフ 遠藤九郎(女子美術大学職員)。
     ・会計の野口眞木雄は退任。

    なお 運営に当たって、委員長の他、副委員長を置き今後の活動を充実したい。したがって副委員長選出についても
    事務局に一任いただきたい。また女子美術大学のスタッフ紹介の際、5号議案、5-6 本部機構移動の件について
    合わせて説明があった。
    「今後の活動が全国規模になっていくと思われることから、現在、定款では本部機能を川崎としているが、活動の
    利便性から東京事務所として二箇所にしたく女子美に打診している。具体的には学校法人女子美術大学杉並校舎内
    に置くことをお願いしている。その場合、2県にまたがる事から内閣府へ定款の変更の届け、並びに再登記が必要
    となる。との報告があり、さらに大村智理事長より「申し出の本部及び事務所については、女子美術大学としても
    3月24日の理事会に諮りなるべくご期待に沿うようにしたい。」との追加説明があった。

  以上について議長から確認され承認された。

    休憩  議長より15分間休憩する旨の発言があり休憩とした。
        1時55分から2時10分

  5)第5号議案 その他
    第1号議案から4号議案での関連報告として事務担当理事より下記項目について説明があり、一括に承認された。

    (5−1) 事業報告:会員の拡充、推薦プランの現状
     会員拡充、推薦プランの現況については当日配布資料によって説明があった。特に会員の方々の名簿をお借りし、
     協力願い、事務局が発送を代行する方法は個人情報との関係もあるが是非とも協力を願いたい。また外部機関や
     各絵画団体へ協力依頼についてもご相談しながら進めて行きたい。すでに独立関係は奥谷博・絹谷幸二・大津英敏
     3氏のお奨めで、会員依頼を開始している。また、展覧会など催しものは事業委員会で新たに検討することになる。
     との報告があり了承された。

    (5−2) 事業報告:南房総・布良を訪ねる旅(バスツアー)
      日 時:2010年11月11日(木)
      参加費:11,500円(マップ付き、昼食込)
      参加人数:19名(理事及び事務局5名、会員4名、一般10名)
      企画:当会 主催:トラベルプラン 協力:地元保存会

    (5−3) 事業報告:ホームページの現況
     ・徐々に充実してきている、新たな報告もニュースもホームページで確認できる。

    (5−4) アニュアルレポート(年報) 総会後に着手作成。
     ・A4判、4ページ、4色カラー刷り、1000部、概算印刷費用:75千円

    (5−5) パンフレットの改定 総会後に着手作成。
     ・A4判、4ページ、4色カラー刷り、15000部、概算印刷費用:320千円
     ・内容はほぼ前回リーフを踏襲。振込用紙を刷り込む。

    (5−6) 本部機構移動の件:
     ・全国規模になっていくので、たとえば学校法人女子美術大学内など、しかるべき場所へ本部機能移動の検討。
      その場合、2県にまたがるので内閣府へ再登記が必要となる。


     議長より本日の議事はすべて終了したことの宣言があり議事を終了した。

13. 閉会の辞
  司会者より閉会の辞としてワシオ・トシヒコ理事が紹介された。
   閉会の挨拶に立ったワシオ・トシヒコ氏(理事)からは青木繁研究の今日的に位置づけと今年度の話題として岡本太郎
   生誕100年が話題となるのではないかと思う。近代美術史にとって、大変重要なことだとの話をいただいた。青木繁像と
   いうものをもっと若い人にも位置づけて行きたい。と挨拶があった。

  上記の議事録が正確であることを証します。

  平成23年2月22日

                議    長    瀬谷 陽子   印
                          (馬越 陽子)
                議事録署名人    川村 良紀   印
                議事録署名人    佐々木 豊   印



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